香りが命。胃もたれを防ぎ、ストレスを解消します
とれたてキッチン
2014年2月:根ミツバとアサリの酒蒸し
根ミツバ | 1束(250g) |
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アサリ (殻付き) |
200g |
水 |
カップ1 (200ml) |
塩 | 小さじ1 |
酒 | 大さじ2 |
しょうゆ | 少々 |
作り方 【1人分33kcal】
アサリは塩水に漬けて2~3時間置いて砂抜きする。殻をこすり合わせてよく洗う
根ミツバは根を切り落とし、4cmの長さに切る
フライパンにアサリを入れ、酒を振ってフタをし、強火にかける。沸騰したら中火にし、3~4分蒸し煮にする
アサリの殻が開いたら、ミツバを加えてざっと混ぜる。しょうゆを加えて、ひと混ぜし、火をとめる
食のはなしベターホームのお料理教室
香りが命。胃もたれを防ぎ、ストレスを解消します
ミツバは、栽培方法によって品種が分けられます。スポンジ付きのもので、水耕栽培され、一年中出回っている「糸ミツバ」、光をさえぎって育て、根元で切って収穫される「切りミツバ」、土寄せして葉が出たら根ごと収穫、出荷される「根ミツバ」があります。根ミツバは春が旬で、香りが強く、しゃきしゃきとした歯触りが特徴です。根もよく洗って、きんぴらにして食べられます。
ミツバはビタミンA(カロテン)が多く、緑黄色野菜に分類されます。血圧を調整する働きのあるカリウムも豊富です。
切りミツバ、糸ミツバ、根ミツバの順に、茎が太く堅く、香りも強くなるので、さっとゆでて使ったり、薬味には、切りミツバや糸ミツバ、炒め物には、根ミツバがお薦めです。お吸い物、茶碗蒸しに載せて、彩りにする他、あえ物やおひたし、天ぷらにして香りを楽しみます。炒め物や蒸し物など加熱するときは、時間を短くし、食感を残して、香りを生かすのがポイントです。
選ぶときは、葉の緑色が鮮やかで、全体的に茎に張りがあり、みずみずしいものを。香りを生かすため、できるだけ1回で使い切りたいですが、残ったときは、乾燥するとしおれて香りがなくなるので、スポンジ部分に水を含ませたり、水でぬらしたキッチンペーパーに包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存して、1~2日で使いましょう。
撮影:大井一範