いろいろな食材と相性抜群。油で揚げると甘味がましておいしくなります
とれたてキッチン
2013年8月:ナスたこ揚げのピリ辛だれ
ナス | 4個(280g) |
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ゆでだこ | 150g |
小麦粉 | 大さじ1・1/2 |
揚げ油 | 適量 |
【薬味ソース】 | |
ネギ | 5cm |
ショウガ | 小1片(5g) |
赤唐辛子 | 1/3本 |
酒・酢 しょうゆ |
各大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
作り方 【1人分282kcal】
ネギ、ショウガはみじん切りにします。赤唐辛子は種を取り、水に漬け、軟らかくなったら、粗めのみじん切りにします。薬味ソースの材料を合わせます
ナスはへたを取って、縦半分に切り、さらに3つくらいの乱切りにします
たこは5~6mm厚さ、一口大の削ぎ切りにします。小麦粉をまぶし、余分な粉は落とします
揚げ油を中温(170度)に温めます。ナスを入れ約2分間色よく揚げて、取り出します。温度を約180度に上げ、たこを入れます(油が跳ねやすいので、気を付けます)。10秒ほどですぐに取り出します
器にナスとたこを盛り付け、(1)を掛けます
食のはなしベターホームのお料理教室
いろいろな食材と相性抜群。油で揚げると甘味が増しておいしくなります
一年中栽培されますが、8~9月が旬。この時期は皮が柔らかく、特に秋ナスは果肉が締まり、肉厚になっておいしくなります。
一般的な長卵形の他、長ナス、丸ナス、米ナス、赤ナスなど、形もいろいろ。全国各地で作られ、地域によって品種が異なり、200種近く存在するともいわれます。
ナスには栄養が少ないと思われがちですが、皮の濃紫色の色素はポリフェノールの一種で、アントシアニン(ナスニン)が豊富です。体のさびを防ぐ抗酸化作用があるといわれています。
味は淡白で癖がなく、いろいろな食材と合うので、和食、洋食、中華を問わず、さまざまな料理で大活躍します。特に油との相性が良いので、油で揚げると色が良く、おいしくなります。生のまま、塩もみしてサラダにしたり、グリルや焼き網で焼いて、焼きナスにしたり、煮物や炒め物など、いろいろな料理方法で楽しめます。
ナスは切り口が空気に触れるとあくで変色するので、調理の直前に切るか、すぐに水に漬けます。油で揚げたり、炒めるときは、アクの成分が高温で変化して、えぐ味が甘味に変わるので、水に漬けずに調理します。
選ぶときは、皮に張りとつやがあり重みがあること、また皮の紫色が濃く、へたのとげが痛いくらいに張っていることがポイントです。
低温に弱いので、買ってきたら冷蔵庫には入れず、常温で保存し、2~3日で食べ切りましょう。
撮影:大井一範