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とれたてキッチン

2012年9月:リンゴとサツマイモの焼き菓子

爽やかな甘味と酸味、お菓子はもちろん料理にも

リンゴとサツマイモの焼き菓子

材料(2人分)
サツマイモ 1本(200g)
リンゴ(あれば紅玉) 1/2個(150g)
砂糖 大さじ3
牛乳 大さじ3
バター 15g
グラニュー糖 小さじ1/2

作り方(調理時間 25分)

サツマイモは1cm厚さの輪切りにし、水にさらします。やわらかくなるまでゆでます

サツマイモの皮をむき、鍋に入れ木べらでつぶします。砂糖と牛乳を加えて混ぜ、弱火で2~3分煮ます。バター10gを入れてなじませ、火を止めます

リンゴは皮付きのまま横に半分にし、3mm厚さに切ります

耐熱皿に2.を入れ、表面を平らにします。上に3.のリンゴを並べ、バターを小さく切って散らし、グラニュー糖をふります。

オーブントースターで約8分(または200度のオーブンで約5分)、焼き色を付けます

食のはなしベターホームのお料理教室

爽やかな甘味と酸味、お菓子はもちろん料理にも
リンゴ
真っ赤なリンゴが店頭に出回るのは、秋から冬にかけて。寒冷な気候を好むので、国内では青森や長野県が主な産地です。生でそのままはもちろん、加熱してもおいしいので、焼きりんごや、ジャム、コンポート、アップルパイなど、お菓子の材料としてよく使われます。また、爽やかな甘味が料理にも使いやすく、シャキシャキした食感を生かしてサラダに加えたり、肉料理のソースや煮込み料理にもよく合います。お菓子だけでなく、ぜひいろいろな料理に使ってみましょう。
 品種は、甘味と酸味のバランスに優れ、香りの良い「ふじ」が主流ですが、お菓子には酸味が強く、すっきりした甘味の「紅玉」がお薦め。手に入らない場合は、比較的酸味のある「ジョナゴールド」や「あかね」で代用したり、レモン汁で少し酸味を加えるとリンゴの甘味が引き立ちます。
 リンゴは、切り口が空気に触れると茶色くなってしまうので、切ってそのままデザートとして出したり、サラダなどに混ぜるときは、塩水に浸したり、酢やレモン汁を掛けておくと変色を防ぐことができます。今回のレシピのように、加熱して変色が気にならない場合、下処理は不要ですが、できるだけ使う直前に切るようにしましょう。
 また、リンゴは「1日1個食べれば医者いらず」といわれるほど、健康的な果物です。ペクチンなどの食物繊維には、整腸作用や便秘解消効果の他、コレステロールを下げて動脈硬化予防、カリウムには血圧を下げる働きがあり、生活習慣病の予防にも効果的です。さらに疲労回復に効果のあるリンゴ酸やクエン酸、体に有害な活性酸素を除去するポリフェノールなども多く含みます。特にポリフェノールやペクチンは皮の近くに多いので、よく洗ってから皮ごと使うとより効果的です。
撮影:対馬一次

【使用した材料別レシピ】

サツマイモ