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とれたてキッチン

2012年5月:豚ヒレ肉の梅肉蒸し

梅の健康パワーで、夏バテ予防

豚ヒレ肉の梅肉蒸し

材料(4人分)(1人分126kcal)
豚ヒレ肉(ブロック) 400g
塩・こしょう 各少々
ネギ 大さじ1/2
かい割れダイコン 1/2パック
梅干し 2個
シソの葉 5枚
大さじ1
しょうゆ 1本

作り方(調理時間 15分)

肉は5~6mm厚さに切り、塩、こしょうを振ります

梅干しは、果肉を包丁でたたき、シソの葉はみじん切りにします。Aの材料を混ぜます。

ネギは、白い部分を5cm長さの千切りにし、水にさらします。かい割れダイコンは、根元を落とし、半分に切ります。

肉にAを塗りながら、皿に広げるように並べ、ラップをして電子レンジ(500W)で約5分加熱します。3.を載せます。

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梅の健康パワーで、夏バテ予防
梅干し
 一年中何でも買える時代ですが、梅の実が手に入るのは6月を中心としたわずか1カ月ほど。未熟な青梅から出回り始め、だんだん黄色く熟したものに変わっていきます。熟し加減によって作るものの用途が異なるので、熟度を見ながら目当てのタイミングを逃さないようにしましょう。梅酒、梅シロップ、甘露煮などには、青くて堅く、果肉がしっかりした梅が最適。傷がなく、ぷっくりと丸いものを選びましょう。梅干し用には、全体が黄色く熟したものが果肉も柔らかくお薦めです。少し手間はかかりますが、自分で作ったもののおいしさは格別です。ぜひこの季節ならではの梅仕事を楽しみましょう。
 梅の実は生で食べることはないので、料理に使う梅といえば、やっぱり梅干し。そのまま食べるのはもちろん、たれやドレッシングなどに加えて風味付けにしたり、肉や魚料理の調味料として加えると、梅干しの酸味や香りでさっぱりと食べやすくなります。また、梅干しの酸味は食欲を誘い、唾液や胃酸の分泌も盛んになるので、食べたものの消化・吸収を促進。さらに梅干しに含まれるクエン酸には、体内でエネルギーをつくり出すと同時に疲労物質の分解を助ける働きもあるので、暑さに体力を奪われて食欲がなくなりがちな夏バテ予防にはピッタリの食材です。その他にも、おなかを壊したときに良い、二日酔いに効くなど、民間療法としても伝わるさまざまな効能があり、昔ながらの健康食品です。
撮影:対馬一次

【使用した材料別レシピ】

豚肉