地域農業発展へ青年農家と意見交換
地域農業の発展とより良いJA事業運営を図るため、JAさがと武雄地区管内の青年農家は1月25日、意見交換会を武雄支所で開いた。佐々木慎一専務や小野康文常務ら31人が参加。同地区の共乾再編や次期作米の生産方針などについて意見を交わした。
JA職員が共乾再編の進捗状況を共有。同地区は過去2回の水害に見舞われており、新設する施設の候補地選定や水害対策に難航していることを説明した。農家からは「向こう数十年を見据えた再編となる。利用者の利便性を損なわないよう慎重な協議をお願いしたい」と求めた。
佐々木専務は「武雄地区の青年部員や若手・担い手農業者が集まって意見交換をするのは初めてで、貴重な意見をいただけた。今後も協議を重ねてより良いJA事業運営につなげていきたい」と語った。
営農指導員の配置や農業関係の補助事業要件などについても意見交換した。