乳和食の魅力伝える/高校で減塩乳和食講習会
佐賀県牛乳普及協会は16日、佐賀商業高校で3年生21人を対象に「減塩乳和食講習会」を開いた。「ふわふわがんもどき」や「カボチャの煮物」「とうもろこしごはん」「ミルク茶碗蒸し」「乳清ジュース」の5品を作り、若い世代に牛乳の利便性と健康的な食生活の大切さを伝えた。
牛乳を使った乳和食は減塩が可能で、日本人に不足しがちなカルシウムを効率よく摂取でき、旨みやコクのアップにもつながる。牛乳・乳製品の消費が伸び悩む中、同協会は高校生などの若い世代に牛乳・乳製品に関する知識と牛乳による減塩効果を伝え、乳和食の普及を目指している。
指導にあたった同協会の中島敦子普及員は「高校生くらいの年齢が最大骨量のピーク。家庭でも牛乳を飲んでカルシウムを蓄え、乳和食で家族みんなが健康に過ごしてほしい」と呼び掛けた。
完成品を試食した生徒らは「家族にも作ってあげたい」と笑顔で話した。
写真=にぎやかに調理する生徒らと中島普及員(16日、佐賀商業高校)