安全・安心の七夕こしひかりを全国へ届ける
JAさが白石地区は4日、同地区第1棟番農業倉庫で2022年産「七夕こしひかり」の初出荷式を開き、生産者や行政、米卸など関係機関ら約60人が出席。テープカット後、初荷180袋(1袋=30㌔)を乗せた大型トラックを風船放空や拍手により盛大に見送った。
県内トップバッターとして出荷する「七夕こしひかり」はいち早く出荷し、有利販売に取り組もうと1989年から本格的に栽培している。22年産も消費者に安全・安心な農産物を届けるため、減農薬・減化学肥料栽培に取り組み、佐賀県特別栽培農産物表示制度へ登録し生産している。
同地区特別栽培米部会の山崎利幸部会長は「生産者の徹底した栽培管理で良質な米ができた。この時期しか出荷されず、希少価値が高い七夕こしひかりをぜひ手に取ってほしい」とPRした。
22年産は生産者262人で約145㌶の栽培に取り組んでおり、販売数量520㌧を見込む。県内では同日から販売されており、順次、九州、関東、関西で販売される。
写真=参加者に見送られて出荷される七夕こしひかり(4日、白石地区第1棟番倉庫)