出荷ピーク 出荷要領、規格を確認/秀品率の向上呼び掛ける
JAさが白石地区ブロッコリー研究会は9日、同地区総合野菜集荷所で目揃え会を開き、生産者21人が参加。出荷のピークを迎える中、出荷要領・規格を再確認し、消費者に喜ばれる出荷へ意思を統一した。
目揃え会ではJAや市場担当者から販売情勢を報告した後、秀品・優品のサンプルを比べながら秀品率の向上を呼び掛けた。生産者からは品位基準や品種特性について多くの質問が出された。JA指導担当も花蕾形成期前後の防除やアントシアンの発生を抑える管理などを説明し、出荷終了までの高品質生産を呼び掛けた。
2021年度は会員82人で作付面積約12.3㌶、販売数量91.7㌧を計画。秋冬期の露地野菜では価格も安定しており、年々、作付面積は増加している。
写真=出荷終了まで高品質出荷を呼び掛けた(9日、白石地区総合野菜集荷所)