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夏まき秋まき野菜 栽培のコツ

直まき栽培(例)

カブ、ダイコン、ニンジン、ホウレンソウ、(ハクサイ)など

地ごしらえ

苦土石灰、肥料を全面に入れ深く耕しておく。堆肥は直前に施さない。(未熟堆肥は又根の原因になりやすい)
鍬(くわ)幅のまき溝を浅くつけ、乾いているときはタネをまき前に十分水やりしておく。

  1. 鍬幅のまき溝を浅くつけ、乾いているときは種まき前に十分水やりしておく。
  2. 種は厚まきにならないようにていねいにまき、薄く覆土(ふくど)する。
  3. まき溝は凹凸のないようにつける。

畝(うね)の上面は中央がやや高くなるカマボコ型に成形すると排水がよくなる。 表面はできるだけ板などを用いてなぞり、きれいにならしておく。

タネまき:発芽をそろえる

タネまき1

まき溝が平らだと覆土の深さも発芽もそろう。

タネまき2

覆土に凹凸があると水が低いところにたまって立枯れを起こしやすく、発芽が不ぞろいになりやすい。

タネまき3

まき溝に凹凸があると覆土の厚さが不ぞろいになり発芽もバラバラ。その後の生育もムラになる。

間引き(例:ホウレンソウ)

間引1

子葉が開ききったころ発芽遅れの株や込みすぎた所を間引いて株間をそろえる。

間引き2

本葉4枚のころ株間4〜5cmに広げて条間追肥。
※間引きのタイミング・間隔は品目により異なります。

セルトレイ育苗(例)

キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ハクサイなど

タネまき

タネまき

予め、タネまき培土に水を加えて吸水させ、根巻防止セルトレイに湿らせた培土を均一に入れます。セル穴に1粒ずつタネの大きさの2〜3倍の深さにタネをまき、薄く覆土します。

その後の管理

その後の管理

均一に潅水を行い、予め用意しておいた育苗用のトンネルにタル木を2本並べ、その上にセルトレイを並べて置きます。発芽までは「防虫ネット」と「寒冷紗」を被覆します。

発芽後は「寒冷紗」を除去しますが、「防虫ネット」は苗が仕上がるまで防虫のために全面被覆します。