近年、早生温州ミカン栽培のさらなる作業性の簡素化と着色向上・高糖度生産が可能となる、根域制限栽培が普及しています。是非チャレンジしてみませんか?
従来の作り方と根域制限栽培との違い
根域制限栽培(短梢仕立)
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従来の作り方
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- 栽培管理が楽になる
(せん定、肥培管理等)
- 果実品質が良くなる
- 単収・青果率が上がる
- かん水管理が楽になる
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- 樹が大きくなるにつれて、栽培管理が難しい
- 防除が困難である
- 作業効率が悪い
- マルチ被覆作業がしにくい
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作業の方向(直線作業) |
作業の方向(潜ってから作業) |
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早生温州ミカン根域制限栽培の目標
10a当たり収量 |
3,500kg |
出荷 3,500kg×300円/kg |
=1,050,000円 |
販売金額 |
1,050,000円/10a |
出荷経費・生産経費(概算) |
556,650円/10a |
手取り金額(概算) |
493,350円/10a |
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10a当たりの根域制限栽培の導入経費は?
・防根資材 |
1,000,000円 |
(5列×1m植栽) |
・土壌改良剤 |
100,000円 |
(果樹堆肥、石灰等) |
・ミカン苗木 |
120,000円 |
(150本×800円) |
・かん水施設 |
150,000円 |
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・マルチ資材他 |
170,000円 |
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・労務費 |
600,000円 |
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・覆土 |
300,000円 |
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合計 |
2,440,000円 |
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植栽イメージ
現地での導入事例
JAの果樹部会に加入いただくと、県や国の補助事業により根域制限栽培や苗木に対する補助事業等を受けることができます。詳しくは最寄のJA・普及センターにご相談ください。