近年ブドウ栽培のさらなる簡素化と着色向上・高糖度生産が可能となる、根域制限栽培が普及しています。是非、チャレンジしてみませんか?
従来の作り方と根域制限栽培との違い
根域制限栽培(短梢仕立) |
従来の作り方 |
- 栽培管理が楽になる
(せん定、袋かけ、肥培管理等)
- 果実品質が良くなる
(糖度・着色アップ)
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- 初期投資は少ないが、樹が大きくなるにつれて、
栽培管理が難しい
- 根域が広がるため、樹勢は強くなるが、湿害や
乾燥害をうけやすい
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| 作業の方向(直線作業) |
作業の方向(グルグル作業) |
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根域制限栽培の目標(巨峰、トンネル栽培の場合)
| 10a当たり収穫量 |
5,000房 × 300g |
= 1,500kg |
| 盆前出荷(40%) |
600kg × 850円/㎏ |
= 510,000円 |
| 盆後出荷(60%) |
900kg × 650円/㎏ |
= 585,000円 |
| 合計販売金額 |
1,095,000円/10a |
(平均単価730円/㎏) |
| 出荷経費・生産経費(概算) |
525,000円/10a |
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| 手取り金額(概算) |
570,000円/10a |
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10a当たりの根域制限栽培の導入経費は?
| 防根シート |
139,500円 |
(5列×5m植栽) |
| 土壌改良剤 |
290,500円 |
(ピートモス、石灰、ようりん) |
| ブドウ苗木 |
25,000円 |
(25本×1,000円) |
| かん水チューブ |
15,000円 |
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| 合 計 |
470,000円 |
(概算) |
| ※新規に果樹棚・トンネル施設を設置する場合には別途経費がかかります。 |
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植栽イメージ


現地での導入事例
JAの果樹部会に加入いただくと、県や国の補助事業により果樹棚やトンネル施設・苗木に対する補助事業等を受けることができます。また栽培や経営の指導を受けることができます。詳しくは最寄のJA・普及センターにご相談ください。
