色とりどりの花材を使って、春の楽しさと暖かさを演出してみましょう。
3月:新種の花を入れて楽しむ
色とりどりの花材を使って、春の楽しさと暖かさを演出してみましょう。プリムラジュリアンはバラのように咲く品種を使いました。「バラの花かしら?珍しいわね」などと会話も弾むことでしょう。
今回使用する植物の紹介
ミニスイセン
花後は、葉を残して花茎の根元から取り除く。地植えしたままでも数年間花がつく。
ビオラ
摘み取った花がらを鉢内に置くと病気の原因になるので取り除く。
スノーポール
霜に当たると葉が痛むが枯れることは少ない。
バコパ(3色入り)
多年草。霜に弱い。夏は切り戻して半日陰に置く。
ハナカンザシ
花びらがカサカサしているのが特徴。乾燥には強いが花は雨に弱く傷みやすい。
プリムラジュリアン
バラ咲き(黄1赤1)
水やりは花びらが傷まないように土の表面にかける。
準備するもの
鉢・培養土・ぼら土(軽石)・肥料(マグァンプ)
作成手順
鉢(直径38㎝、高さ17cm)に、ぼら土を鉢の底から3cm入れる。
鉢に培養土を入れる。土の量の目安は、土の上に花苗を置き、水がたまるウォータースペースが約3cmできる程度。
肥料を大さじ2杯入れ、土と混ぜ合わせる。
花のポットをつけたまま仮置きして、全体のバランスを見る。
ミニスイセンを鉢の中央奥に植える。
ミニスイセンの右側にスノーポールを植え、左にハナカンザシを植える。根鉢の高さを揃えるため、根鉢の下に土を入れる(他の花も同様)
鉢の中央にビオラを植える。
鉢の右前方にバコパを植える。
バコパの左にプリムラジュリアンの黄・赤を植える。
根鉢と根鉢の間に土を詰める。
できあがり
参考価格参考価格2,700円
(鉢代込)
制作者
JAグリーンおぎ 花き担当 吉田久美子
小城市三日月町石木62-1
TEL:0952-72-1155
土入れ器を使って 土をしっかり詰めます
鉢に花を植えてしまったら、土をしっかり詰めて土と根の隙間をなくします。バコパやプリムラジュリアンなどのように、葉が広がっていて土を入れにくい場合は、土入れ器の小さいサイズがあると手軽にできます。