えんどう豆
えんどう豆の種蒔き
えんどう豆は、10月中旬〜11月が種蒔きの適期で、豆類の中では寒さに強く比較的簡単に栽培できます。ただし、過湿と連作障害、土の酸度に注意が必要です。
種類が多いのも、栽培する時の楽しみのひとつで、サヤも実も食べる「スナックエンドウ」や「絹サヤエンドウ」。実だけを食べる「グリーンピース」。また、それぞれに、つるが有るものと無いものがあります。
作業手順
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1
準備するもの
えんどう豆の種、培養土(肥料入り・酸度調節済み)、鉢底の土(ぼら土)、丸型プランター(20リットル前後で底が深く、支柱が立てられるもの) -
2
排水を良くし根腐れを防止するため、鉢底の土を、プランターの深さの1/5ほど入れる。 -
3
培養土を入れる。「特選 グリーン 培養土」は、肥料入り・酸度調節済みで、プランターの野菜栽培に適している。 -
4
土の表面を平らに整地する。 -
5
中央に、2cmほどの穴をあけ、3粒を等間隔(三角)に蒔き、周りの土をなでるようにふく土する。 -
6
水を、たっぷりと鉢の底から出るまで与える。
※管理
日当たりの良い場所で管理し、土の表面が乾いたらたっぷりの水を与える。えんどう豆は過湿に弱いので与えすぎに注意する。
発芽は、4〜5日後。発芽して、7〜8cmになったら、生育の良いものを2株残し、1株は間引きする。
今回蒔いた「つる無しえんどう」は、背丈が1mほどになるため、風などで倒れないように、後ほど支柱で茎を支えてやる。
えんどう豆2(間引きと支柱立て)
10月中旬に種を蒔き、4〜5日で発芽。約10日で7〜8センチに生長しました。
生育の良い2株を残し、間引きと支柱立てを行います。
支柱には、12号鉢用・120cmの花支柱を利用しました。
作業手順
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7
蒔いた種3粒すべてが発芽している。生育の良い2株を残し1株を間引く -
8
間引き作業と一緒に支柱まで立てておく。
ラベルを外し、上下を逆さまにしてリングを広げる -
9
3番目のリングと支柱の接合金具を持ち、3本の支柱を均等に広げながら上下を戻す -
10
プランターの土にしっかりと差し込み立てる
※管理
今までと同じ日当たりの良い場所に置き、同じように水管理をする。
次第に寒くなるが、防寒対策は特に必要はない。