小松菜
小松菜の種まき
栄養価が高くプランター栽培でも人気の小松菜は、暑さや寒さに強い野菜で、佐賀県ではほぼ一年中栽培できます。
秋から冬にかけて栽培すると、収穫までに70〜90日。春から夏にかけて栽培すると20〜30日で収穫できます。
発芽の適温は約15〜25℃です。
作業手順
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1
準備するもの、小松菜の種、プランター650型(65cm)13リットル、ぼら土(鉢底石)20リットル、プランター・花壇の土25リットル、アミノ酸肥料(野菜専用肥料)、大さじ(スプーン大)、小さめの空きビン、そのほかバケツやジョウロ、ハサミ。 -
2
排水性を良くするため、1cmほどの大きさのぼら土(鉢底石)をプランターに均一に敷き詰める。 -
3
プランターの土を、プランターの深さの8分目ほど入れる。 -
4
元肥として、アミノ酸肥料を大さじで約3杯(約30g)均等にふりかける。 -
5
根は底まで伸びるため、土全体と肥料を良く混ぜ合わせる。 -
6
土がやわらかいため、少し抑えながら、土表面の高低差がなくなるまで平らに整地する。 -
7
種をまく目印をつけるため、空きビンの丸い底を使って、円が重ならないよう互い違いに型を付ける。 -
8
白いトレー(皿でも可)に種を取り、一つの円に3〜4粒の種を均等にまく。 -
9
プランターの土を使ってふく土をする。発芽率を良くするふく土の基本は、種の大きさの約3倍。1mmの種に対しては、約3ミリのふく土をする。
荒い土は手でほぐしながら、プランター全体にふく土をする。 -
10
ジョウロで水を与える。ふく土した土が流れないようにやさしくゆっくりと、プランター全体に底から水が流れ出るまでたっぷりと与える。
※発芽の適温は15〜25℃くらいです。発芽までは、納屋や車庫の片隅など乾燥しにくい日陰に置き、双葉が出たら日当たりの良い場所に移します。
小松菜(発芽〜収穫)
秋まきで、約3〜5日で発芽。
種まきから一週間から10日前後、一回目の間引きを行います。
さらに15〜20日後、二回目の間引きを行い、背丈が10cmくらいから、順次、間引きしながら収穫していきます。

小松菜(発芽〜収穫)手順
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11
種まきから1週間から10日前後、双葉が展開し、ある程度の大きさになったら一回目の間引きをします。
芽と芽の間が約2〜3cm間隔になるよう、込み合っている所や、生育が悪い芽を抜いていきます。 -
12
さらに15日から20日後に、二回目の間引きをします。
葉と葉が重なり込み合ってくると、湿度が上がり病気の発生につながるので、風通しが良く、光が良くあたるように、順次間引きしながら収穫していきます。 -
13
背丈が、約10cmくらいから、順次、間引きしながら収穫。葉が大きくなりすぎると、硬くおいしくなくなるので、背丈が25cm以内で収穫するようにします。 -
14
若い葉は、柔らかく生でそのままサラダで食べるとおいしいです。
日持ちが良い方ではないので、その日に食べる分だけ収穫します。