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佐城エリア

佐城地区

佐賀県の中南部に位置し、北部は天山山間・山麓地帯、南部は有明海沿岸の佐賀平野と広域・多様な形態を有する地域となっています。

米・麦・大豆を中心に、野菜類、ミカン等の果樹栽培、畜産まで幅広い生産形態を有し、佐賀県農業の縮図とも言えます。独自ブランドとして、ミカン「あんみつ姫」、トマト「光樹とまと」なども有し、付加価値のある農業を展開しています。

生産施設面では、共同乾燥調製貯蔵施設やラック式農業倉庫を整備するとともに、キュウリをはじめとした野菜の広域一元集荷体制も整え、現在では、アスパラガスの生産拡大が進んでいます。
 

中部地区

佐賀平野の中心部に位置し、昭和54年に始まった近代的な圃場整備事業により、現在では、全水田農地面積の4分の3にあたる約2,850haが圃場整備実施地区となっています。農業生産は、米・麦・大豆など土地利用型作物を主体とし、野菜、花き、果樹、畜産・酪農など多様な農業が営まれています。
また、天山と背振山系の山々に囲まれた富士町では、山間地の冷涼な気候を活かした夏秋野菜の栽培が盛んで、ホウレンソウ・パセリ・レタス・ナスなどが主な品目となっています。

三神エリア

東部地区

筑後川流域に広がる平坦地から脊振山地に至る中山間地まで変化に富んだ地形で形成されています。地域人口に占める農家人口は14%程度であり、さらに専兼別では、第2種兼業農家主体で経営されています。

農業生産は、水稲・麦・大豆の土地利用型、園芸特産の露地ではタマネギ・ゴーヤ等、施設ではアスパラガス・イチゴ・トマト、特産ではミカン・柿・茶、畜産・酪農では肉牛が中心の農業が営まれています。
 

神埼地区

佐賀県の東部に位置し、北部は脊振山系の冷涼な中山間地域、南部は佐賀平野の肥沃な平坦地域と2つの地域から形成されています。

農業生産は多様で、北部の中山間地ではコシヒカリ等の良食米、ほうれん草、ピーマン、みかんを栽培され、南部の平坦地域では脊振山系の豊富な水を利用して、日本有数のモチ米の産地として、米・麦・大豆の土地利用型農業を中心に、イチゴ・アスパラガスなどの施設野菜、ブロッコリー等の露地野菜の園芸作物も盛んに行われています。

杵藤エリア

みどり地区

佐賀県の南部に位置し、武雄市・鹿島市・嬉野市と大町町・江北町・太良町の三市三町からなる地区です。

有明海の平坦部や山間地といった地形を生かした多種多様な農作物生産に取り組み、米をはじめ、畜産では「佐賀牛」、「若楠ポーク」等確固たるブランド品としての地位を確立しています。さらに、園芸作物では、鹿島・太良地区を中心にブランドみかんの「さが美人」などを重点品目として取り組んでいます。野菜は、タマネギ、イチゴ、キュウリを中心に、軽量野菜のチンゲン菜やアスパラガスなどの生産にも取り組んでいます。

嬉野市は全国有数の茶の産地として知られ「うれしの茶」は全国茶品評会で毎年高い評価を得てます。
 

白石地区

耕地面積5,376haのうち、水田面積4,839ha、畑527ha、樹園地10haで、そのほとんどが干拓地からなる平坦部となっています。生産販売農家2,082戸、戸あたり水田面積約2.32haと農業規模の大きい地区です。(令和5年4月現在)

農業生産は、水稲・麦・大豆の土地利用型作物が栽培され、七夕コシヒカリをはじめとする米・麦・大豆の集団栽培を進め、耕地率200%を目標としています。園芸作物では、特にタマネギ、レンコンは日本有数の産地となっています。畜産では、肉用牛を中心に経営が展開されています。

また、新規就農者や女性農業者への野菜の普及を展開し、イチゴ・レタス・キャベツ・アスパラガスが産地化され、国の指定産地として更なる農業振興に努めています。