麦わらをすきこんで地力向上!
麦の収穫後に出る麦わら。皆さんはどのように処理されていますか?
雑草・病害虫の抑制といって、焼却処分していませんか?
圃場試験の結果では、麦わらを焼却処理しても雑草の抑制効果は認められていません。それどころか、麦わらに放った炎に巻き込まれる事故も発生しており、大変危険です。
麦わらには、植物が必要とする栄養の三大要素である「チッソ」、「リン酸」、「カリ」が豊富に含まれています。すき込みを続けることによって無機質肥料の投入を抑えることができます。
本年は原油高騰により、肥料価格も高騰しており、麦わらを圃場にすき込むことで、チッソ、リン酸、カリ、微量要素の肥料代節約にもつながります。
麦わらをすき込み、地力向上と人・環境に配慮した農業に取り組み、佐賀の美しい田園風景を守りましょう!
■すき込み方法、雑草・病害虫の抑制については、佐賀県稲わら・麦わら適正処理対策会議が発行する「麦わらすき込み実践マニュアル」をご参照ください。
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