果樹・金柑(キンカン)
佐賀県産の完熟ハウスキンカンは、伊万里や佐賀県で栽培されており、健康志向や季節の味覚として、喜ばれる商品です。まるかじりで食べるのが一番おいしい食べ方です。
佐賀県産のキンカンは、主にハウスで栽培され、樹の上で3~4cmに育った果実の完熟を待ち、食べごろを見計らい収穫します。
平均糖度は18度と高く、色付きや玉太りも良く、市場からも高い評価を受けています。
▲佐賀県産「キンカン」
▲キンカンの花
個性
皮が硬い露地キンカンと比べ、薄皮なため口当たりも良く、キンカン本来の味を生で堪能できるのが特徴です。
また、金柑の甘露煮などお料理に丸ごと使えるのも嬉しいですね。
健康
昔から民間薬として名高く、咳やのどの痛みに効果があるとされ、ビタミンCが豊富で風邪の予防や美容と健康にも役立ちます。特に、皮ごとまるかじりできる金柑は、ビタミンP(ヘスペリジン)を効率よく取ることができ、毛細血管の強化や血圧の上昇を抑制。また、ビタミンCの吸収を助けるほか、その働きをも助けます。
選び方
色艶や香りがよく、表皮のキメが細かくなめらかで、大玉のものが良いでしょう。
由来
金柑は、ミカン科キンカン属の常緑低木。原産国は中国の長江下流域といわれています。今でも、中国語のまま「ニンポウ」と呼ぶ農家も多いです。
データ
品種 | 『寧波(ネイハ)』 他 |
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主な出荷先(地方) | 関東・関西・東北・九州 |
主な産地(JA・地区名、合計)
JAさが(佐城大和地区)、JA伊万里
合計約41t(令和5年度実績)
出荷時期(ハウス)
※店舗によって取り扱い商品は異なりますので、事前に店舗にご確認のうえ、ご来店ください。