インゲン(サヤインゲン)

大きく「平ザヤ」と「丸ザヤ」に分けられるインゲン。全国的に見ると関東では平ザヤ、関西では丸ザヤが好まれているようです。最近では平ザヤでも筋ナシが増えているようですが、佐賀県産のインゲンは丸ザヤで筋がなく、筋取りの必要がないタイプです。 |
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▲佐賀県産インゲン(サヤインゲン) |
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▲インゲン(サヤインゲン)の花 |
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個性
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栽培面積は広くないが、栽培技術は独特で素晴らしく、背丈を高く育て、葉の間隔を広くすることで一枚一枚の葉にたくさんの日光を当てることができ、実の育ちはもちろん、味がよくなるというもの。その栽培技術は注目を浴び、全国からの視察が絶えません。
出荷する際も、農家の手で1つひとつ手間をかけ選別しているので、市場からもとても良い評価を得ています。 |
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健康
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サヤを丸ごと食べるインゲンは、たんぱく質と糖質を多く含み、カロチンやビタミンC、食物繊維もとることができます。
定番な食べ方は、ゴマあえや肉との煮物などですが、下ゆでの際、重曹を少量入れると色も抜けずに柔らかくゆであがるので、サラダでたくさん食べるのもいいですね。 |
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選び方
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サヤの先がピンと張りがあり、サヤ全体が細く短い軟毛で覆われているものが新鮮です。 |
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由来
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中央アメリカからメキシコ南部が原産とされるインゲン。日本へやってきたのは、江戸時代に中国(明)から渡来した僧、隠元禅師が持参したとされ、その名にちなんでつけたと言われています。その頃は、サヤの中の豆だけを食べていたそうで、現在のようにサヤ丸ごと食べられるようになったのは、幾度にも及ぶ品種改良がされてのことです。 |
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データ
品種 |
ベストクロップ、キセラ |
主な出荷先(地方) |
佐賀・広島・大阪 |
主な産地(JA・地区名、合計)
JAさが(中部地区・神埼地区・みどり地区)
合計で約 5t(令和3年度販売実績) |
出荷時期

成分表 生(100g中)
エネルギー
(kcal) |
タンパク質
(g) |
炭水化物
(g) |
カリウム
(mg) |
カルシウム
(mg) |
カロテン
(ug) |
23 |
1.8 |
5.1 |
260 |
48 |
590 |
ビタミンB1
(mg) |
ビタミンB2
(mg) |
ビタミンC
(mg) |
ビタミンE
(mg) |
コレステ
ロール
(mg) |
食物繊維
(g) |
0.06 |
0.11 |
8 |
0.2 |
- |
2.4 |
参照/科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」より |
店舗で購入 
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