果樹・ハウスみかん
佐賀県のハウスみかんは、昭和48年から現在の唐津市で栽培が始まり、生産量日本一を誇ります。
普通の露地栽培の温州みかんは秋から収穫し、年末温・年始にかけて最盛期を迎えます。この時期より一足も二足も早く実りを迎えるのがハウスみかんです。夏に食べられるみかん、10月頃からハウスを加温して冬の間にみかんを成長させて、4月下旬から8月にかけて全国各地へ出荷します。
高品質でおいしいみかんに仕上げるためには、温度や水管理などの徹底した栽培管理が必要で、その陰には生産者の昼夜を問わない作業や、ひたむきな努力があり、夏のハウス内の温度は高くその中での作業は想像を絶します。
▲高級ギフトやお中元に
▲グリーンハウスみかん
個性
国内を代表する果物の最上級品として知られる佐賀県産ハウスみかんは、面積・生産量日本一です。
温度や水分管理を徹底して行なっているため、甘みと酸味が絶妙なバランスとなっており、消費者に人気の商品となっています。
選び方
若干扁平で皮が薄く、濃橙色で実がしまったものを選ぶと良いでしょう。
グリーンハウスみかん
「グリーンハウスみかん」は果皮が緑色で中身の果実だけが熟したみかんです。ジューシーで甘みと酸味のバランスが良く、爽やかな香りも楽しめます。また、栽培はハウスみかんより加温を押さえた少加温栽培で行います。これにより、露地で栽培したものより、1~2ヶ月早く収穫ができます。佐賀県産の「グリーンハウスみかん」は7月から9月頃まで販売を行っています。
データ
品種 | 『上野早生』 『宮川早生』 |
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主な出荷先(地方) | 関東・中京・関西・九州など |
主な産地(JA・地区名、合計)
JAさが(佐城地区・みどり地区)、JAからつ、JA伊万里、鏡果実
合計約5,457t(令和5年度実績)
出荷時期
※店舗によって取り扱い商品は異なりますので、事前に店舗にご確認のうえ、ご来店ください。