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野菜・ゴーヤ(にがうり)

ゴーヤ(にがうり)

ゴーヤは沖縄や九州南部で馴染みのある野菜ですが、佐賀県でも盛んに栽培が行われています。福岡や北九州のスーパーに並んでいる約8割は佐賀県産なんです。

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表面のイボの凸凹が大きいゴーヤ

▲表面のイボの凸凹が大きいゴーヤ

栽培風景

▲栽培風景

佐賀県産 ゴーヤ(にがうり)

▲佐賀県産 ゴーヤ(にがうり)

個性

肉厚で鮮やかな色が出ている割に、苦味が少ないのが特徴です。

健康

沖縄県で昔から食べられている代表的な料理「ゴーヤーチャンプルー」のなど、豆腐のたんぱく質と合わせ、油で炒める調理法は、苦味も少なくなり、たんぱく質がカリウムの摂取を助け肝機能の改善にも効果があるとされています。
ゴーヤの苦味は、「モモルデシチン」という成分で、血糖値を下げる効果があるとされています。加熱してもほとんど減らないビタミンCの含有量は、同じウリ科の野菜の数倍もあります。
この他、ビタミンAやカリウムも豊富で、様々な成分の相乗効果でコレステロール値を低下させたり、血圧を安定させたり、胃腸の働きを整えるなど生活習慣病の予防に効果を発揮します。水溶性の食物繊維も豊富に含まれ、中性脂肪など血中脂肪の低下に効果的です。

選び方

緑色が濃く、表面のイボの凹凸が大きくツヤと張りがあり、つぶれていないものが良いでしょう。このイボは、貯水庫の役割をしていて、根から吸い上げる水分が不足したときに役立てるそうです。新鮮なものを選ぶときはイボイボに注目しましょう。

由来

熱帯アジア原産で、中国南部や台湾、東南アジアで広く栽培されています。日本へは中国から渡来したようです。沖縄や九州が主な産地で、「レーシ」と呼ぶ地方もあります。

データ

品種 えらぶ、チャンピオン
主な出荷先(地方) 福岡・佐賀・関西

主な産地(JA・地区、合計)

JAさが(東部地区・神埼地区・みどり地区・白石地区)、JAからつ
合計約 115t(令和4年度販売実績)

出荷時期

成分表 生(100g中)

エネルギー (kcal) タンパク質 (g) カリウム (mg) カルシウム (mg) 鉄 (mg) カロテン (ug)
17 1.0 260 14 0.4 210
ビタミンB1 (mg) ビタミンB2 (mg) ビタミンC (mg) ビタミンE (mg) コレステロール (mg) 食物繊維 (g)
0.05 0.07 76 0.9 (0) 2.6

参照/科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」より

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ゴーヤ収穫.jpg

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写真提供:佐賀県観光連盟