野菜・チンゲンサイ
佐賀県では主に、みどり地区管内の武雄市で栽培されています。
よく、「朝採り野菜」と耳にしますが、チンゲンサイの場合、何時頃に収穫されていると思いますか?気温が高くなる前にナント、夜中の2時頃から収穫作業をしているんですよ。そんな苦労も、生産農家みんなが消費者へ「新鮮でおいしいチンゲンサイを届けたい」と願ってのことなのです。
▲佐賀県産チンゲンサイ
▲佐賀県産 チンゲンサイ
個性
栽培の先駆けとなった地区でもあり、標高のある山内町での栽培が盛んで、気温差を生かした高品質生産に取り組み、色合いが良く柔らかいと好評です。その秘密は、徹底した生産農家同士の技術交換と情報交換です。定期的に集まり、圃場を見回ったり、水の管理方法など細かな情報を伝えあいます。
健康
栄養価も高く、和・洋・中とどんな料理にも合う万能野菜チンゲンサイ!味にクセが無くシャキシャキとした歯ごたえが人気です。
ビタミンA、B、Cのほか、カリウムやカルシウムが豊富で、中でもガンの発生を防ぐことで注目されているカロテンは、油と一緒にとることで、吸収率が50~70%もアップします。
選び方
葉の緑色が濃く鮮やかで、根元がふっくらと丸く厚みがあり、葉の巻きがしっかりとしたものを選びましょう。葉が薄黄色になっていたり、筋っぽくなったものは避けましょう。
由来
中国原産。1972年、日中国交正常化のころ日本へ渡来した、小白菜類等の中の一つで、歴史の浅い新しい野菜です。
データ
品種 | 『四季三昧』 『ニイハオ』 |
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主な出荷先(地方) | 九州北部・大阪・広島 |
主な産地(JA・地区名、合計)
JAさが(みどり地区)
計約306t(令和4年度販売実績)
出荷時期
成分表 生(100g中)
エネルギー (kcal) | タンパク質 (g) | 炭水化物 (g) | カリウム (mg) | カルシウム (mg) | カロテン (ug) |
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9 | 0.6 | 2.0 | 260 | 100 | 2000 |
ビタミンB1 (mg) | ビタミンB2 (mg) | ビタミンC (mg) | ビタミンE (mg) | コレステロール (mg) | 食物繊維 (g) |
0.03 | 0.07 | 24 | 0.7 | (0) | 1.2 |
参照/科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」より
※店舗によって取り扱い商品は異なりますので、事前に店舗にご確認のうえ、ご来店ください。