1.開発のねらい
ナビウェルスペシャルシリーズのラインナップ充実を図るため、GS機能を搭載した5条植田植機として開発した。
2.主な特長
(1)GS(直進キープ)機能に以下の新機能を追加し、作業性を向上した。
ア.GSかんたんスタート
開始条件が揃えば自動的にGSスイッチを押すことなくGSがスタートするので、ハンドル操作に集中できる。
イ.GSリンク
KSASに登録した圃場でGS作業を行うと、基準方位が自動的に紐付けされ、次年度以降は基準線の自動受信が可能となる。
ウ.GNSSアンテナユニット
測位できる衛星の種類を追加した(BEIDOU、GALILEO)。また、メインパネル上で、即位情報の確認、衛星の種類切り換えが可能になった。
エ.手動補正機能
パネル横に装備されている補正スイッチにて隣接条間があっていない状態でも左右の位置のずれを補正できるため、作業負担が軽減された。 ※1回押すごとに5cmずつ調整
オ.新スーパーゆう優ターン
車速に応じて植付部の下降タイミングが自動で変更させる「旋回角度制御」を追加した。
(2)以下の装備を充実し、作業性向上と疲労低減を実現した。
ア.アンテナ収納の工具レス化
イ.2WAY予備苗台の採用
ウ.苗箱ラック、ドリンクホルダの採用
エ.ボイスナビ(エラー情報把握の容易化)
オ.ヘッドライトお知らせ機能(苗切れ等状況把握の容易化)
(3)その他の主な機能は現行機と同じ。

【出荷開始月:令和7年11月】
1.開発のねらい
NWシリーズの基本性能を踏襲し、低コストシンプル仕様として開発した。
2.主な特長
(1)GNSSアンテナを搭載せず、機能を厳選することでコストを抑えた。(株間キープ、施肥量キープ、Wi-Fi機能なし)
(2)1日ごとの植付作業面積、および植付面積・施肥量の累計を表示する10a計測機能、消耗品の点検お知らせ機能を搭載した新メインパネル(NW-Sと同様)を採用し、見やすさと使いやすさを向上した。
(3)NW80NにはNW80Sと同様のエンジン(21.0PS→24.6PS)を採用し、湿地や深田でも力強い作業が可能となった。
(4)以下の装備を充実し、操作性、作業性が向上した。
ア.2WAY予備苗台の採用
イ.苗箱ラック・ドリンクホルダー
ウ.ヘッドライトお知らせ機能(苗切れ等状況把握の容易化)
(6)その他の主な機能は現行機と同じ。
3.その他
条間33cm仕様(C仕様)、ペースト施肥仕様(Q仕様)、回転式予備苗仕様(Y仕様)は採用なし (NW-Sシリーズに集約)

【出荷開始月:令和7年11月】
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