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ゆめファーム全農SAGA包括連携協定

tk-181212ゆめファーム協定締結2.JPG JA全農はキュウリの大規模多収栽培実証施設「ゆめファーム全農SAGA」を佐賀市高木瀬町に設置する。高度な環境制御技術を取り入れた最新施設で面積は1㌶。2019年9月に栽培を始める予定で、10㌃収量の目標に県内平均の倍となる45~50㌧を掲げる。JAさがや佐賀市と連携。施設キュウリ栽培の大規模・多収モデルとして技術の確立と普及、農家の育成につなげる。
 取り組みを進めるため、12日に佐賀市役所で3者が包括連携協定を結んだ。JA全農が展開する同事業は栃木県の施設トマト、高知県の施設ナスに続く3例目。施設面積は最も広い高知と同規模となる。県内の施設キュウリの栽培レベルが高いことなどから佐賀に決まった。
 佐賀市が用地の確保と造成を、JA全農とJAさがが施設整備や運営を担う。高軒高(5㍍)のハウスを建設し、最新の環境制御技術を導入。同県で慣行の土耕栽培だけでなく、養液栽培も取り入れ比較実証を行う。情報通信技術(ICT)で栽培管理データを蓄積、解析する。隣接する市の清掃工場から出る二酸化炭素や排熱を利用し、資源循環型農業の推進にもつなげる。
 今後は、JA全農が大規模安定多収技術の開発・実証、高機能施設のコスト引き下げや、農業者の研修受け入れといった人材育成を手掛ける。生産・販売面ではJAさがが指導生産者・アドバイザーとして篤農家の協力を得る他、地域生産者・部会との連携・調整や販売、データの集積、人的支援などをカバーする。佐賀市は産地化や先進技術・環境施策の推進、雇用創出などの地域活性化につなげる。
 JAさがの大島信之組合長は「JA自己改革に取り組む中、同事業も農業者の所得増大と農業振興につながると確信している」と期待を寄せた。JA全農の神出元一理事長は「トップレベルの生産者のノウハウと最新の技術で実証を重ね、持続的な農業発展を目指す」と話した。

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