すもも編
ハウスすももの栽培は魅力いっぱい
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佐賀県での推奨品種
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今ハウスすもも栽培が面白い
すももと言えば、酸っぱいイメージで、山梨県や長野県などの主産地を想像しますが、主産県は露地栽培で、出荷時期は6月末~8月にかけて収穫出荷がなされます。狙い目は5月~6月出荷できるハウスすももの出回りが少なく、梅雨時期を避けて出荷ができ、関東・関西の販売住み分けがきっちりなされており、安定した販売がなされています。遊休施設等を利用したハウスすもも栽培に取組んでみませんか?
すももの樹はぐんぐん樹が育つ・実が取れる
〇植付けてからの樹が育つスピードが速い
〇佐賀県ではハウス栽培に適した早生種「大石早生・ソルダム」の栽培が普及中
〇大石早生とソルダムの混植で結実安定~栽培には初心者でも取組みやすい
果物の流通が少ない5~6月の注目商品
〇5月~6月は果物の流通が少なく、ハウスすももの引き合いは強い
〇本格的な梅雨前に収穫が終わるため、品質が優れている
全国的にすもも栽培面積はゆるやかな減少
販売単価は?
佐賀県産すももの過去5か年平均の旬別市場平均単価です。5月~6月は競合品目が少なく、安定した販売単価となっています。
ハウスすもも栽培暦
収益性は?(無加温ハウス栽培の場合)
技術は確立・指導は万全
栽培技術は確立しています。JAの技術指導員が丁寧に指導にあたり、適期に管理作業をしてもらえば、植付3年後に初結実、5~6年後で成園化となり、20年程栽培が継続可能です。
施設と資金対応
栽培においては、ハウス施設が必要です。慣行栽培でも栽培可能ですが、省力化や収量増加に向けては、棚栽培を推奨しています。設置については、国や県の補助事業・低利の融資がありますので、安心して施設の導入が図られます。
栽培プラン
JAの果樹部会に加入いただくと、県や国の補助事業により果樹棚やトンネル施設・苗木等に対する補助事業等を受けることができます。また栽培や経営の指導を受けることができます。詳しくは最寄のJA・普及センターにご相談ください。