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2月:牛肉のかんたん鍋



牛肉のかんたん鍋
材料(4人分)1人分401kcal
牛肩ロース肉(薄切り) 400g
ネギ 大3~4本
セリ(またはミツバ) 100g
カップ1
ダイコン 200g
ポン酢しょうゆ 適量
七味唐辛子 適量


作り方 (調理時間 20分)


  1. ネギは7~8mm厚さの斜め切り、セリは5~6cm長さに切ります。ダイコンはすりおろし、軽く水気を切っておきます。
  2. すき焼き鍋などに1.のネギを敷き詰めます。その上に肉を1枚ずつ、軽くまとめるようにして載せ、セリを散らします。
  3. 2.に酒を掛けて、火にかけます。煮立つまでは強火、煮立ったら中火にします。野菜が煮えてきたら、ダイコンおろし、ポン酢しょうゆ、七味唐辛子でいただきます(鍋が小さいときは半量くらいずつ入れ、煮ながら追加していきます)。

食の話 神山真理(食のエッセイスト)

牛肉 必須アミノ酸、脂質、鉄分豊富なタンパク源
牛肉
 夕方、私が「何にしようかな」とつぶやくと、たいてい夫は「すき焼き!」と言います。鍋がジュウジュウ、グツグツ、いい具合に出来上がってくるころ、夫や息子たちの目は肉にくぎづけ。誰かが「もういいかな」と言った途端、お肉はなくなってしまいます。
 すき焼きの主役である牛肉は、とても優れたタンパク源です。タンパク質は、私たちの体の一つひとつの細胞をつくり、筋肉や骨、血液などのもとになります。だから年齢を問わず、十分に取らなくてはならない栄養素です。
 また、タンパク質は体の中に入るとアミノ酸に分解されますが、体内で合成されない「必須アミノ酸」が、牛肉には9種類すべて含まれています。
 そして、牛肉はほかの肉に比べて脂肪が多いことも特徴です。
その量は部位によって大きく違い、ステーキにするとおいしい脂身つきのサーロインには、ローストビーフに適した脂身なしのもも肉の約5倍もの脂質が含まれています。気になる方は、脂肪の少ないもも肉かひれ肉のステーキがおすすめです。すき焼きや、焼き肉には、タンパク質も脂肪も適度に含まれている肩ロースが向いていますが「おいしい、おいしい」と肉ばかり食べていると栄養が偏りがちになります。季節の野菜と共に味わいましょう。
 また、牛肉は比較的鉄分が多い肉です。
鉄分は赤血球のヘモグロビンの成分になり、造血に役立つ栄養素です。貧血気味のときや、激しいスポーツの後には、もも肉やひれ肉の料理が適しています。ただし鉄分は体内に吸収されにくいので、吸収を助けるビタミンCも一緒に取りましょう。
 いずれにしても、牛肉は野菜を添えることでおいしさも栄養価も高まります。

参考文献
『クスリの食べ物』(西東社)
『新食品成分表〈2007〉』(一橋出版)


「和牛肉」栄養の比較  可食部100g当たり



  タンパク質(g) 脂質(g) 鉄(mg)
肩ロース(脂身つき・生) 13.8 37.4 0.7
肩ロース(赤肉・生) 16.5 26.1 2.4
サーロイン(脂身つき・生) 11.7 47.5 0.9
サーロイン(赤肉・生) 17.1 25.8 2.0
もも(脂身つき・生) 18.9 17.5 1.0
もも(赤肉・生) 20.7 10.7 2.7
ひれ(赤肉・生) 19.1 15.0 2.5
出典:『五訂増補食品成分表2009』女子栄養大学出版部
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