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9月:ゴボウと大豆のカレー
材料(2人分)1人分306kcal
合いびき肉
100g
ゴボウ
50g
大豆(水煮缶詰)
1/2缶(75g)
赤ピーマン
小1個(40g)
バター
10g
カレー粉
大さじ1/2
カレールー
20g
塩
小さじ1/8
コショウ
少々
ご飯
300g
A
セロリ
1/2本
タマネギ
1/2個(100g)
ニンニク
1/2片
B
湯
400ml
固形スープのもと
1/2個
ローリエ
1枚
作り方 (調理時間 約30分)
ゴボウは皮をこそげて斜め薄切りにします。水にさらして水気を切ります。赤ピーマンは粗みじんに切ります。
Aをみじん切りにします。鍋にバターを溶かし、中火でAを3~4分いためて、しんなりさせます。
Aに(1)とひき肉を加え、肉がパラパラになるまでいためます。さらにカレー粉を加えていため、香りを出します。
(3)にBと大豆を加えて、ふたをして中火で約15分煮ます。鍋にカレールーを入れて5~6分煮たら、塩・コショウで味を調えます。
食の話
神山真理(食のエッセイスト)
ゴボウ
皮に味あり、栄養あり
息子たちの弁当のおかずに、濃いめに味つけたきんぴらごぼうをよく入れます。歯応えがあって、ご飯によく合うと、残さず食べてきます。また、夫は豚汁のゴボウが好き。「これがうまいんだ」とかみしめています。
献立に年中登場するゴボウ。その栄養的な特長は、食物繊維が多量に含まれていることです。食物繊維のイヌリンは水分を吸収し、腸の運動を活発にします。同じく食物繊維のリグニンは整腸作用とともに、発がん物質を体外に排出させる作用があるといわれています。リグニンは切ってから時間がたつごとに増えるので、ささがきにして、少し時間を置いてから調理するといいでしょう。
ところで調理の際、きれいに仕上げようと丁寧に皮をむくことはおすすめできません。なぜなら、ゴボウは皮付近に糖やタンパク質、アミノ酸が集中しているからです。なかでもうま味成分のグルタミン酸の量は、内側より皮付近の方が多く含まれています。
また、あく抜きのために、水にさらすこともおすすめできません。水にさらせばいくらかは白くなりますが、カルシウム、カリウム、アミノ酸などの栄養素が水に溶け出してしまいます。
ゴボウをおいしく食べるには、たわしで洗うか、皮をそぎ落とす程度で十分。皮が残って少々黒い仕上がりの方がおいしく、栄養にも富んでいるというわけです。
そしてもう一つ、柳川鍋や、筑前煮にゴボウが入っているように、ゴボウには魚や肉の匂いを消す働きもあります。ゴボウの香りを楽しみつつ、具も汁もたっぷりと食べましょう。
参考文献
『野菜&果物図鑑』(新星出版社)
『野菜の手帖』(講談社)
『クスリの食べ物』(西東社)
『食の知恵袋事典』(アスコム)
『新食品成分表〈2007〉』(一橋出版)
栄養の比較 可食部100g当たり
タンパク質(g)
カリウム(mg)
カルシウム(mg)
食物繊維(g)
ゴボウ(根・生)
1.8
320
46
5.7
〃 (根・ゆで)
1.5
210
48
6.1
セロリ(葉柄・生)
1.0
410
39
1.5
フキ(葉柄・生)
0.3
330
40
1.3
出典:『五訂増補食品成分表2009』女子栄養大学出版部
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