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11月:サツマイモとキンカンの甘煮 2つの甘味が絶妙のハーモニー
材料(4人分)1人分約150kcal
サツマイモ
サツマイモ
キンカン
5個
A 水
カップ1
砂糖・みりん
小さじ3
塩
小さじ1/3
作り方
サツマイモは皮をむき、2cm厚さのイチョウ切りにする。水に5~10分さらしてあくを抜く。
キンカンは5mm厚さの輪切りにして種を取る。
鍋にAと(1)・(2)を入れ、アルミホイルなどで軽めの落しぶたをする。鍋のふたもして、中火で10~15分煮る。
食の話
神山真理(食のエッセイスト)
2,3個食べればのどスッキリ キンカン
キンカンは昔から風邪によく効くといわれてきました。その第一の理由は、ビタミンCがたっぷり含まれていること。同じかんきつ類でも、含有量は温州ミカンや夏ミカン、グレープフルーツよりずっと多いのです。 ビタミンCは疲労回復、風邪予防にとても効果的です。キンカンにはさらにビタミンCの吸収を助けるヘスペリジンという栄養素も含まれているため、ビタミンCを体内で効率よく働かせることができます。
もう一つ、カルシウムの含有量は果物のなかでもトップです。カルシウムは骨を強化し、イライラを鎮めてくれます。 そのビタミンCとカルシウムは、果肉よりも皮にたくさん含まれています。皮は軟らかく、苦味も酸味も穏やかです。そこで、キンカンは丸ごとの甘露煮に最適です。 また、のどのイガイガにも効果抜群。風邪をひいてのどを痛めていた友人が「おばあちゃんが作ってくれたキンカンの甘露煮を2、3個食べたら、のどがスーッとした。効くねえ」としきりに感心していました。キンカンはまさに「風邪の民間薬」です。 さらにもう一つ、成分中のヘスペリジンには毛細血管を強くする働きもあって、冬場に気をつけなければならない高血圧や動脈硬化にも効果的です。
実だけではなく、煮汁を温めて飲むのも良いといわれています。 キンカンの甘露煮は風邪対策としてだけではなく、甘味と苦味と酸味がほどよく溶け合った上等なお菓子でもあります。冬のしゃれたお茶うけにもどうぞ。
ビタミンCとカルシウムの含有量 可食部100g当たり
ビタミンC
カルシウム
キンカン(青果・生)
49mg
80mg
夏ミカン(砂じょう・生)
38mg
16mg
グレープフルーツ(砂じょう・生)
36mg
15mg
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