くらしのサービス

お役立ち情報

p35_02houritsu_4c.jpg 賃貸借について その6

 今回は、前回説明した借家契約および借地契約の期間の例外となるケースを説明します。
 まず借家契約ですが、1年未満の借家契約は期間の定めのない契約とされることは説明しました。つまり、例えば期間を10カ月としても、期間は定められていないものとされてしまいます。
 しかし、10カ月と定めた借家契約でも、定期借家契約のときと、一時使用目的の借家契約のときは、この期間は有効となります。
 定期借家契約は後日説明しますので、今回は一時使用目的の借家契約の説明をします。借地借家法40条は「一時使用のために建物の賃貸借をしたことが明らかな場合」は、同法で規定する条文は適用しないと規定しています。つまり、一時使用であることが明らかなときは、民法の適用になるわけです。
 そのため、どういうケースが一時使用目的かが大切になります。建物の建て替えの期間だけ借りるとかが典型例です。よく契約書に「一時使用」と表記されている契約がありますが、契約書に単に表記しただけでは一時使用に当然になるわけではありません。借りる目的や実態が、一時的か否かが大切となります。
 借地の場合も同様に、定期借地契約は前回説明した期間とは異なります(この契約も追って説明します)。また、臨時設備の設置その他一時使用のときも同様です。後者の場合も契約書に一時使用と表記するだけでは足りず、真に一時的に土地を建物所有目的で使用することが必要となります。
 次回は前回から話に出てくる、期間の定めのない借家契約の説明をします。
 


2018.2.15
このページの上部へ