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カット野菜事業強化/県産使用を拡大

アグリンク(富士町加工)1.jpg カット野菜を製造・販売するJAさがのグループ会社JAさが富士町加工食品は、みやき町に第2工場となる「みやき工場」を新設した。コンビニエンスストア大手や県内Aコープ向けの袋入りカット野菜の製造・販売事業を強め、県産野菜の使用拡大で農業生産の拡大、農業者の所得増大に寄与する。地元雇用で地域活性化にも貢献していく。
 みやき工場ではキャベツやレタス、ダイコンなどのカット野菜を1日に5万6000パック製造可能。当面はみやき工場で年間生産量約2500㌧を目指す。既存のふじ町工場だけの時と比べ倍の製造能力を有することになり、新規取引先の開拓など、事業拡大につなげていく。
 JAさがグループは集落営農法人などとの契約栽培による加工業務用野菜の生産拡大に取り組んでいる。現在は使用野菜のうち県産が約20%を占めているが、将来的にはこの比率を50%までに高めたいとしている。
 みやき工場では県内AコープやJAの食材宅配、コンビニエンスストア向けの袋入りのカット野菜の加工・販売を担い、ふじ町工場では業務用野菜を強化していく。
 同町にあるJAさが青果物冷蔵保管施設に隣接する土地に建設。敷地8757平方㍍。作業棟を全室4度に保ち微生物対策と鮮度維持に努めるほか、野菜の原体洗浄や金属検出設備の設置など、最新の設備で衛生対策・異物混入対策も徹底している。
 2月下旬には内覧会と落成式典を開き、行政や取引先、JA関係者ら約90人が出席。同社の副島俊輔社長は「最新の設備で安全・安心なカット野菜を安定供給する体制が整った。今後2つの工場で農業振興へ寄与するとともに、みやき町での雇用で地域活性化と事業拡大に努めていく」と意気込みを語った。新工場を見学した出席者は今後の製造について質問し、衛生管理体制に感心した様子だった。 

 

     写真:新設したみやき工場
     日本農業新聞:2018年3月8日

 

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