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アボカド新特産に・まち興しの切り札

mi-171225アボカド初成り①.jpg JAさが太良地区のアボカド研究会が昨年、念願の初なりを迎えた。12月下旬、太良町の岩島正昭町長に報告。生産者と町、JAが一体となって栽培技術の確立と生産規模の拡大に取り組んでいくことを確認した。アボカドを町の特産品に育て、まち興しにつなげたい考えだ。
 同会は町の6人の生産者から成る小さなグループ。会員は70歳前後のベテラン農家ばかりだ。中晩柑やマンゴーなどをハウスで生産している農家が「町の新しい特産物を作ろう」と2015年に発足した。会員がそれぞれ苗20本を育て、計120本を栽培してきた。発足2年目を迎えた17年は、生産者2人のハウスで計10個の実がなった。大きいものでは全長が15㌢以上の大玉となった。
 栽培品種は「ベーコン」「ピンカートン」。今後、耐寒性などを見極めながら栽培技術を確立し、3年後の出荷を目指す。将来は観光農園を作り、町に人を呼び込みたい考えだ。
 同会の大鋸孝司会長は「出荷できる体制を作るのが最初の目標。実績をつくることで、他の生産者の栽培意欲を引き出し、会員増加と規模拡大につなげたい」と語った。
 会員が贈ったアボカドを食べた岩島町長は「国産のアボカドを食べたのは初めて。このアボカドを目当てに多くの人が町を訪れるように、町も一緒になって会員増・生産支援に取り組みたい」と語った。

 
   写真=岩島町長(右)にアボカドを贈呈する大鋸会長(左)
   日本農業新聞:2018年1月13日

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