文字の大きさ フォントサイズを大にしますフォントサイズを中にしますフォントサイズを小にします



トップページ > NewsCheckニュースチェック > アーカイブ > 【移動】大豆不耕起栽培 安定生産手応え

JAさがの業務案内

農畜産物紹介

農産物直売所

JAバンク

JA共済

不動産

店舗一覧

葬祭一覧

特集

家庭菜園

ガーデニング

お料理レシピ

採用情報

緊急時連絡先

直営レストラン
佐賀牛レストラン 季楽
与羅ん館
NewsCheckニュースチェック
 

【移動】大豆不耕起栽培 安定生産手応え

|

090613-16.jpg播種後の生育良好/少人数で省力実現

   JAさがは、大豆の出芽・苗立ちが安定する不耕起播種(はしゅ)栽培の導入を進めています。安定生産のほか、作業省力化、生育不安解消など、"一石三鳥"以上の効果が見込める技術です。県の2008年産大豆の10a当たり収量は253kで全国一。品質と収量が安定した産地として不耕起播種栽培を軸に産地力を上げていきます。

   不耕起播種栽培は県農業試験研究センターが開発。麦収穫後の大豆で多湿や乾燥条件でも出芽・苗立ちが安定します。専用播種機で麦の収穫後に麦の株と株の間、幅4cmを耕し同時に種をまきます。大豆の播種適期は梅雨の後半になりますが、排水性に優れる麦の畝をそのまま使うことで播種前後に雨が降っても湿害を抑えます。

   普及指導する佐城農業普及センターは「大豆は播種時期と初期の生育が最後まで影響する。多収技術ではなく、リスクを減らし、計画的に安定生産できる技術」と話します。麦わらを一緒にすき込み覆土するため、排水性と保水性も高く初期成育が安定します。
   約9haで不耕起播種に取り組む佐賀市鍋島町の農事組合法人「えりさくら」は慣行の耕起と播種に比べて作業時間が10a当たり3分の1の約20分になりました。作業省力に加えて田中繁太組合長は「人手が限られる集落営農で計画的で少人数でできるメリットが大きい」と話します。作業にかかる人手は慣行栽培で8人ですが、不耕起播種は3人。雨で中断が多い慣行栽培は9ha分の播種に2、3週間かかることもありますが、不耕起播種は約5日で済みます。
   播種後の生育に不安がなくなり、精神的に楽になりました。また、根張りが良く倒状に強くなり、大粒割合も高まりました。
   不耕起播種は昨年、県内約80haで実施。専用の播種機が必要など「課題はあるが、メリットの方が大きい」(普及センター)とみます。JAさがは「実需が望むのは毎年、品質と収量が安定している産地」と、大規模農家や集落営農で作付の3分の1から半分で不耕起播種の導入を進め、生産の安定性を高める構えです。

 

2009年6月13日(土)日本農業新聞総合営農
写真=出芽、苗立ちが安定する不耕起播種用の播種機(佐賀市鍋島町で)

 

ページの上部へ