JAさが女性部を中心に、高齢者に食事の準備や掃除などの在宅支援をする助け合い組織「さざんかの会」は、1月からメンバーによる読み聞かせを展開しています。参加者からは「楽しいから毎月やってほしい」と好評です。
情感たっぷりに話すのは、管内の米麦農家・池田文子さん(62)。嫁しゅうとめがぼたもちを取り合い、最後はぼたもちがカエルになってしまう昔話「カエルぼたぼち」を創作し、面白おかしく15分程度話します。「読み聞かせをすると話の理解が深くなるし、脳も元気になる」と魅力を語ります。
池田さんは農閑期の年4回、ミニディサービスを開きます。高齢者を管内のふれあい生活文化センターに集め、同会メンバーと手作りの昼食やゲーム、歌などを楽しみます。1、2月に開いた読み聞かせでは平均年齢75歳の男女83人が参加しました。
8月の県内24助け合い組織が集まる研修会では、無農薬でりんごを栽培する青森県の木村秋則さんを紹介した『奇跡のりんご』(石川拓治著)を題材に披露します。「一生懸命仕事してきた高年齢者の心に響くのでは」と練習に励んでいます。
2009年6月13日(土)日本農業新聞社会面