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【移動】大豆栽培より楽に/不耕起播種機を購入

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今年は10ha/白石地区新観音営農組合

   JAさが白石地区の米や麦、大豆を生産する農家38戸で構成する新観音集落営農組合は、6月下旬から始まる大豆の播種(はしゅ)に向けて、不耕起播種機を共同購入しました。今年の不耕起播種の面積は10haを計画し、組合全体の大豆作付面積のうち、約6割に上る見込みです。昨年の3haから大幅に拡大しました。

   昨年、3haの圃場(ほじょう)で試験的に、不耕起播種で大豆を栽培したところ、発芽率は98%に上りました。慣行栽培の発芽率は80%程度。これを受けて同組合の大豆栽培農家16戸は増収を狙い、費用を出し合って約80万円の不耕起播種機を購入しました。
  同組合が助成を使わず機械を購入したのは初めて。6月中には共同の倉庫に播種機が届く予定です。2007年度に佐賀県が行った新たな米政策対策事業に取り組んでいる同組合は、現在までに助成を受け、大豆コンバイン機2台と防除機1台を購入しています。
   昨年初めて不耕起播種に挑戦し、10a当たり収量354kの高収量を達成した組合員の山口一尚さん(44)は、「不耕起播種は作業時間が短いし、天候も気にしなくていい。機械を組合員でうまく回して、労力減につなげたい」と笑顔です。「増収して、全国豆類経営改善共励会の団体の部で、農林水産大臣賞を目指す」と、同組合の香月茂組合長(52)は意気込んでいます。
   大豆の不耕起播種は、水田を使った麦作の後の大豆栽培に向きます。大豆の播種は、前作の麦の収穫から期間が短く、梅雨とも重なるため播種適期を逃しやすい。不耕起栽培なら雨が降った後など、土壌水分が高い時でも播種ができ、作業時間も大幅に短縮できます。

 

2009年6月13日(土)日本農業新聞ワイド1

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