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夏の出荷量増やす/富士町支部
高冷地を生かして高品質ホウレンソウを生産しているJAさが富士町支部ホウレンソウ部会は、出荷最盛期を迎えました。2009年度は前年より18t増の238tの出荷を計画。有機主体の土作りに加え、今夏は暑熱対策で夏場の増産に取り組み、年間を通した安定出荷を目指します。 富士町は標高350mから550mと高く、気温も平野部と比べて夏は4度ほど低い。ホウレンソウは48戸が4月から11月末まで4作、延べ50haのハウスで生産。最盛期の5月下旬から10月までは日量350~500ケース(1ケース4・5k)を出荷しています。 近年、温暖化で高冷地とはいえ夏場は出荷量がピークの半分にまで落ち込んできているため、今夏は遮光ネットを複数試して暑さ対策に乗り出します。ホウレンソウ作りが26年目の部会長の菖蒲久生さん(73)は「価格のよい夏場に品質がよく収量をしっかり確保して所得につなげたい」と意気込みます。 部会は土作りに力を入れています。稲わらやカヤ草、葦(よし)残さ堆肥(たいひ)など植物主体の堆肥で土作りを実践しています。また、生産履歴記帳の徹底や、残留農薬の検査を行うほか、集荷時には部会員が交代で品質をチェックしています。高品質なホウレンソウ出荷を心がけている菖蒲さんは「今年も品質が良い。販促などでPRしたい」と話します。
2009年6月12日(金)日本農業新聞ワイド2写真=出荷のピークを迎えた高冷地ホウレンソウ