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既存施設を有効活用/白石地区支部
全国有数のタマネギ産地のJAさが白石地区支部は、生産者の出荷調整作業の軽減と9月までの安定出荷のため、タマネギ除湿乾燥貯蔵保管施設の利便性を大幅に向上させました。 生産者は、根と茎葉15cmほどを残したタマネギをコンテナへ入れ、施設へ搬入するだけ。JAは7月中旬以降、市場などの要請に応え、高単価販売を狙い、計画的な出荷を続けていきます。 これまで、同施設は一時保管に使われ、出荷時には生産者が引き取り、出荷調整作業を行っていました。出荷をJAへ委託すると保管料に加え1コンテナ150円程度利用料がかかるが、利用者は労働力に合わせ、これまで同様に各自出荷するかJAへ委託するかを選べるようになりました。 同施設は、夏場稼働していない既存の低温農業倉庫に除湿乾燥機を整備。中晩生種作付けの妨げになっている結束、つり作業の省力化を図り、面積拡大を狙っています。また、20~25度で保管するため、腐敗球や黒腐れなどを抑制し、秀品率の向上も期待できます。 2009年産から従来の3施設から新たに5施設で除湿乾燥機を導入。全生産者の1割にあたる105人が利用し、2500tを貯蔵保管しています。
2009年6月11日(木)日本農業新聞ワイド1写真=労働力の軽減と安定出荷へ期待がかかるタマネギ除湿乾燥貯蔵保管施設