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多久市西多久町の伝統野菜「女山大根」が、旬を迎え人気を集めています。5年ほど前から女山大根のPRに努め、ここ数年で関東、近畿などからの個別注文も増えてきています。 「女山大根」は、江戸時代から同地区で作られてきた赤紫色の大根。一時は消滅危機にありましたが、佐城普及センターや多久市、JAさが佐城支部などの協力で約15年かけて復興してきました。現在は、復興の中心となった同地区にある直売所『幡船の里』会員ら約30戸で栽培しています。 まだまだ形の統一性に欠けるものの味は逸品。通常の大根と比べ倍近い時間をかけ栽培するため、糖度が約2度高くて甘い。肉質もしっかりして良食感と高い評価を得ています。半面、栽培は難しく、10年以上栽培してきた生産者でも直売所などに出荷できるのは5割強と少なく、一本一本を大切に作っています。 「幡船の里」副会長の舩津忠伸さんは「まだ改善は必要だが、何よりも根菜類の生産に適した西多久の土壌を生かし、当地ならではと言えるおいしい女山大根を作っていきたい」と意欲を見せています。
写真=旬を迎えて人気上昇中の女山大根を収穫する舩津さん
2009年1月22日(木)日本農業新聞