JAさがのご紹介

労力軽減と安定した収入を/除湿タマネギ予借保管庫

si-県域企画(除湿玉葱入庫).jpg JAさが白石地区は、県内のタマネギ生産量の約6割を占める産地として、長期出荷をするため除湿乾燥予借保管庫への入庫を推進している。生産者の労力軽減と安定収入による経営安定が狙いだ。
 除湿乾燥予借保管庫を利用するメリットは、①収穫後の選果選別作業がないこと②一時保管するスペースが必要ないこと――があげられる。同施設には品質基準を満たし、長期保存に適した品種「ターザン」のみを搬入する。圃場で数日乾燥させ専用コンテナや個人コンテナで搬入し、保管庫で温度と湿度を管理。6月下旬から8月上旬まで、九州や関東、関西など出荷契約先の市場へ要請に応じて随時出荷する。高単価販売と個人保管量の低減、労力支援事業を展開する。
 16年産はべと病などの影響で不作となり、同施設の利用者も減少した。市場や各関係機関からは、17年産に対する関心が特に高まった。責任産地としての信頼を回復するため、農家・JA・行政・他関係機関が一丸となって改善に力を入れ、17年産は約17万コンテナで約2700㌧(前年対比約200%)を入庫する結果となった。
 同施設を利用する農家は「選果選別作業や保管場所を確保する必要が無く、作付面積拡大の大きな力となっている。同施設を利用することで2㌶以上の面積拡大もできた。労力負担も減り助かっている」と話す。
 同地区園芸部園芸施設課は「庫内の温度、湿度を一定に保ち、ダクトファンを使用。通気をよくし、品質の維持に努める。高品質・高単価販売を行ない、組合員の所得向上につなげたい」と話した。

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