JAさがのご紹介

多収実証へキュウリ新施設/全農・JAさが

 JA全農はキュウリの大規模多収栽培実証施設「ゆめファーム全農SAGA」を佐賀市に設置する。2019年9月に栽培を始める予定。最新の環境制御技術を取り入れた施設1ヘクタールで、県平均の2倍となる10アール当たり45~50トンの収量目標を掲げる。
 佐賀市が用地の確保と造成を、JA全農とJAさがが施設整備や運営を担う。高軒高(5㍍)のハウスを建設し、最新の環境制御技術を導入。同県で慣行の土耕栽培だけでなく、養液栽培も取り入れ比較実証する。情報通信技術(ICT)で栽培管理データを蓄積、解析する。隣接する市の清掃工場から出る二酸化炭素や排熱を利用し、資源循環型農業の推進にもつなげる。
 今後は、JA全農が大規模安定多収技術の開発・実証、高機能施設のコスト引き下げや、農業者の研修受け入れといった人材育成を手掛ける。生産・販売面ではJAさがが指導生産者・アドバイザーとして篤農家の協力を得る他、地域生産者・部会との連携・調整や販売、データの集積、人的支援などをカバーする。佐賀市は産地化や先進技術・環境施策の推進などを進める。
 JAさがの大島信之組合長は「JA自己改革に取り組む中、農業者の所得増大と農業振興につながると確信している」と期待を寄せた。JA全農の神出元一理事長は「トップレベルの生産者のノウハウと最新の技術で実証を重ね、持続的な農業発展を目指す」と話した。

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