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伝統的な釜炒り製法を体験・嬉野小学校釜炒り茶手もみ体験

kt-180416(みどり)嬉野小学校釜炒り茶体験②.JPG 嬉野市立嬉野小学校の3年生73人は16日、同市の茶業研修施設「嬉茶楽館(きんさらんかん)」で「釜炒り手もみ茶」の昔ながらの作り方を体験した。生葉を釜で炒る工程を見学し、手もみを体験したほか、同市のシンボルとして愛されている「大茶樹」を見学。地元の名産「うれしの茶」を満喫した。
 同市嬉野町は釜炒り茶発祥の地とされ、製造工程のほとんどが機械化された現在も「釜炒り手揉み茶保存会」が手作りによる伝統的な製造法を継承している。
 この日用意された茶葉は約10㌔。同会の北野誠会長の圃場で栽培された早生種の「マキノハラ」を摘み取り、毎年提供している。
 同小学校では毎年、3年生が地元について学ぶ総合学習の一環で1年間「うれしの茶」について学び、手もみ体験を行っている。児童たちは茶の歴史について説明を受け、400度に熱した釜で生葉を炒る作業を見学。葉が焦げないように高温の葉を素手でかき混ぜながら炒る同会員の熟練の技に感心していた。 
 手もみ体験では、「葉の水分が出るように力を入れて転がすようにもんで」という同会員の指導を受けながら伝統的な製法を学んだ。昔はこの作業を4、5時間かけて行っていたと知った児童らは「昔はお茶をつくるのは大変なことだとわかった。これから大事においしくお茶を飲みたい」と話した。
 JAの担当者は「児童らに地元の産業に触れ、うれしの茶の歴史に興味を持ってもらういい機会になれば」と話した。
 この日作られた茶は5月2日に豊玉姫神社で行われる献茶祭で奉納されるほか、児童らが自宅に持ち帰り、家族とともに楽しむ。

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