いちごはココで大きくなる

知っているようで知られていない、
いちごが出来るまでの過程をご紹介!

いちごはココで大きくなる

5月下旬〜8月上旬 いちご作りの一歩は、丈夫な苗作りから

丈夫な苗作りイメージ

毎年株をかえて栽培するいちごは、前年の10月に親株が植えられます。そして翌年の5月には、ランナーと呼ばれる茎が伸び、先端に子苗が着生します。この子苗をポットに受け(採苗といいます)、根付いた後にランナーが切り取られます。そして9月に定植するまでポットの中で大切に育てます。これが育苗期間です。つまりこの畑は、いちごの苗にとって“ゆりかご”のようなもの。農家の人々にしっかりと見守られながら、新しい生命を育んでいるのです。

9月上旬 ひと株ひと株ていねいに本園に定植

定植イメージ
定植イメージ

花芽分化を終えた苗は、ハウスの中の本圃(ホンポ)と呼ばれる畑に植え替えられます。これを定植といい、この畑がいちごが花を咲かせ果実を実らせる表舞台となります。美味しいいちごに育つようにと、苗の間隔や深さなど、ひとつひとつ細心の注意を払いながらの作業です。

9月下旬〜10月上旬 水分を保ち雑草を防ぐためにマルチをかぶせる

マルチをかぶせるイメージ

いちごの蕾(つぼみ)がではじめたら、マルチと呼ばれる黒いビニールをかぶせていきます。地中の水分を乾燥から守ったり、果実が直接土にふれないようにするためです。また、雑草を生えにくくするという効果もあります。株をいためないようにマルチを被せていくのは、とても大変な作業。農家の人々の愛情があればこそ、いちごはすくすく育っていくのです。

10月中旬 真っ白な花が咲いたらミツバチの出番

ミツバチイメージ
ミツバチイメージ

いちごが小さな白い花を咲かせたら、ミツバチの登場です。ハウス内に置かれた四角い箱は、ミツバチたちの巣箱。柔らかな日差しの中で、ミツバチたちは活発に花から花へと飛び回り、花粉を運んでくれます。もちろん、そんな彼らにとって農薬は大敵。ミツバチにもやさしい環境の中で育ったいちごだからこそ、人にとっても安心できる果実なのです。

10月下旬 いちごが風邪をひかないようにビニールハウスで防寒対策

防寒対策イメージ

畑の中に白い花が目立ち始めると、日に日に秋も深まっていきます。本格的な防寒対策として、ハウスがビニールで覆われるのもこのころ。でも日によっては、季節外れの小春日和もあります。ハウス内が高温になり苗が伸びすぎないように、サイドや出入口を開け、こまめな温度調節をしなければなりません。