いちごダイアリー

知っているようで知られていない、
いちごが出来るまでの過程をご紹介!

いちごダイアリー

冬のイメージ

日が短くなるにつれ、本格的な冬を迎えるこの季節。
ひとつ、そしてまたひとつと、いちごたちの住まいとなるビニールハウスにも、灯がともりはじめます。
ほのかな明かりがもれるその風景は、まるで、暗い山道で民家の明かりを見つけたように、わたしたちの心を和ませてくれます。

そんな暖かい揺りかごの中で、いちごたちは今、すくすくとその真っ赤な実をつけています。

冬のビニールハウス

冬のビニールハウス

ビニールハウス内の温度がいつも一定になるように、ボイラーを焚いたり、こまめに換気を行ったり……。生産農家の方々の気配りの中で、いちごはすくすく成長します。

選別風景

選別風景

いちごが盛んに実をつけ始めると、真夜中に収穫することも珍しくありません。一粒一粒摘み取られたいちごは、各農家で大きさや品質によってていねいに選別されます。

集荷〜出荷

集荷〜出荷

早朝摘み取られ選別されたいちごは、さっそくJAの集荷センターに集められます。生産の段階はもちろんのこと、こうしたすばやい配送ルートの確立にも大きな力が注がれているのです。

店頭風景

店頭風景

早いものでは11月上旬から店頭にならぶ佐賀県産のいちご。その真っ赤に実った大粒の実は、5月までの間ずっと店先に彩りを添えています。

春のイメージ

川の水がぬるみはじめ、さまざまな生き物が新しい命を謳歌しはじめる3月。ビニールハウスのまわりには、菜の花が可憐な黄色い花を咲かせます。

そして桜の季節が過ぎ、日差しが春から初夏のそれへと変わるころまで、いちごの収穫は最盛期を迎えます。

ビニールハウスの覆いを開けると、一面に甘い香りがたちこめる季節です。

夏のイメージ

じめじめとした梅雨が去り、焼け付くような日差しが日に日に厳しさを増していく7月。
いちごにとって、爽やかな風が吹き抜けるこの季節は、やがて訪れる出番への大切な準備期間なのです。

燦々と降り注ぐ太陽の光と、スプリンクラーから舞い散る水の滴をたっぷりと浴びた若い苗は、ビニールハウスを色鮮やかな緑の世界へと変貌させます。

潤いを帯びた緑の楽園の中でいちごたちは、ゆっくりと新しい命を育んでいくのです。

秋のイメージ

つるべ落としのように日が短くなり、山々の木々がにわかに色づき始める頃。いよいよいちごが可憐な白い花を咲かせ、真っ赤な実をつけるまでもう一歩です。

収穫用の畑に植え替えられたいちごの苗に、キューピッド役のミツバチが放たれると、ハウスの中は花粉の甘い匂いに包まれます。

そして秋が深まり、山が紅色や黄色に染まっていく頃には、先を競うようにして熟していくいちごの実が、今か今かと出荷を待っています。

美味しいいちごが皆さんの食卓に届くのは、もうすぐです。

定植

冬のビニールハウス

花芽分化を終えた苗は、ハウスの中の本圃(ホンポ)と呼ばれる畑に植え替えられます。これを定植といい、この畑がいちごが花を咲かせ実をつける表舞台となります。美味しいいちごに育つようにと、苗の間隔や深さなど、ひとつひとつ細心の注意を払いながらの作業です。