いちごの旅行【社会】
いちごがみんなのお家(うち)に届(とど)くまで、どのような過程(かてい)になっているのかな?

実は、いちごは、みんなのお家に届くまで、いろんな旅行(りょこう)をするんだ。まず、農家(のうか)の畑(はたけ)に、前の年に出来ていたいちごの親株(おやかぶ)を植(う)えるんだ。そうすると、その親株からランナーと呼(よ)ばれる茎(くき)が伸(の)びてきて、そのランナーの先に子供(こども)の株(かぶ)をつけるんだ。そして、その子株(こかぶ)からランナーがでてきて、また子株をつけるんだ。そうして、いちごの一家(いっか)は大家族(だいかぞく)のように育(そだ)っていくんだよ。しばらく、この畑でいちごのあかちゃんはすくすくと根(ね)が定着(ていちゃく)するまで育てられるんだ。つまり、この畑はいちごにとって、とても気持(きも)ちのいいゆりかごみたいなものなんだ。

花芽分化を終(お)わったいちごは、次にハウスの中の本圃(ほんぽ)に植えかえられます。この場所で、いちごは花をつけて、果実(かじつ)を実(みの)らせるんだ。ここで、いちごのお父さんやお母さんになるのは、農家のおじさんやおばさんたちなんだ。農家のおじさんやおばさんは、いちごが傷(きず)つかないようにしたり乾燥(かんそう)したりしないように、マルチと呼(よ)ばれる黒いビニールシートをかぶせたり、いちごが実を安心してつけることができるように温度を調整したりと、いちごに愛情(あいじょう)を注(そそ)いで大事に育ててくれるんだ。そうして、大きな実を実らせたいちごは収穫され、パック詰(つ)めにされてみんなのお家に届くようになるんだよ。まさに、いちごちゃんの大旅行だね。






