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食と農業

セルトレイを使った苗の育て方

 

 春・夏野菜は、4〜5月に苗を植えますが、種を蒔いて苗ができるまで、早いもので1ヶ月。遅いもので2ヶ月ほどかかります。
 このため、2月上旬頃に種を蒔き、苗を育てていきますが、2月はまだ寒く、屋外では育たないので、セルトレイに種を蒔き、屋内や温室の中で育てるようにします。
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作業手順

1
準備するもの。
市販のセルトレイ「たねまきセット」(40穴)。野菜の種(今回はキュウリとピーマン)、白い皿、先を細く削った割り箸、新聞紙、発泡スチロールの板(トレイと同じ大きさ)、セルトレイに被せる大きさの段ボール箱、ジョウロ。
2
手順2
始めに、セルトレイをアンダートレイ(外枠)にはめ込む。
3
手順3
次に培土を入れるが、乾燥しているので、水を加えて土とよくなじませ、落ち着かせる。
4
手順4
加える水の量は、土をつかんだら固まるが、押すとすぐに崩れる程度。
硬く締まり、押しても崩れないなら加え過ぎ。
5
手順5
培土をセルトレイに均等に敷き詰め、表面を平らに整地する。
6
手順6
キュウリの種は大きいので、指で摘んで蒔くことができる。セルトレイの真ん中に、約5mm深さの蒔き床(くぼみ)をつけ、一粒ずつ蒔く。
7
手順7
ピーマンの種は小さく手では蒔きにくいので、先を細く削った割り箸の先を湿らせ、種をくっつけて一粒ずつ蒔く。
種が小さいほど、被せるふく土も薄くするので、蒔き床(くぼみ)はつけない。
8
手順8
種の周りの土を寄せ、ふく土をする。厚さを均等にすることで、発芽ぞろいが良くなる。
9
手順9
ふく土が終ったら、水をたっぷりと与える。
10
手順10
水を与えたら、乾燥防止のため新聞紙などを被せ、発芽を待つ。
11
手順11
キュウリで2〜3日。ピーマンは4〜5日で発芽するので、発芽した順に新聞紙を取り除く。
12
手順12
保温対策として、セルトレイの鉢の底を冷さないように、発砲スチロールの上に置く。
13
手順13
夜間は、段ボールを被せ、保温する。
 

発芽するまでは、暖かい屋内や温室に置き管理する。
発芽後は、日当たりの良い、生育のための温度(15℃前後)を確保できる所に置く。
場所が無い場合は、日が当たる屋外でも良いが、温度が下がる夜間は屋内に入れる。
2月上旬の育苗のポイントは、いかに「温度を確保するか」。また、日中いかに「日光を当てるか」が大切。

育苗期間は、キュウリで約1ヶ月。ピーマンで約2ヶ月。苗が大きくなり、隣どうしの葉と葉が触れ合う頃に、セルトレイより大きいポリポットに移し替える。
4月過ぎまでポリポットで育苗を続け、土中の温度が15℃程度になってから畑などに定植する。



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